- ホームヘルパー受講のきっかけ
- 受講して〜静かな感動が押し寄せてくる
- 講師の方々の素敵な言葉、抜粋
- ホームヘルパー講義内容
- ホームヘルパー2級
ホームヘルパー受講のきっかけ
私の所属する歯科衛生士会には、いわゆる老人ホームや、施設へボランティアで
積極的に関わっている衛生士が、数名います。
勉強会には、摂食・嚥下の話などもあったり、
介護保険がはじまる前から
「衛生士が最初から訪問歯科に関われるように」と耳が痛くなるくらい聞かされたり.....。
でも、市町村の嘱託をしている身でありながら、どうも高齢者は苦手。。。。
と、私は常に後ろ向きの姿勢でいました。
ある日、衛生士会で、歯科医師でありながら、妻、母であり、
最近ケアマネージャーの資格を取ったという方のお話を聞くことになりました。
*ケアマネージャー=ケアマネ=介護支援専門員
「歯科衛生士も、実務経験5年以上なら、ケアマネの資格が取れる。」
「ケアマネは頭でっかちの単なる資格なので、実際はホームヘルパー2級が必要。」
「歯磨きの指導と、口腔衛生指導は、全く違う。」
と、2時間ほどの体験談を聞いて、私の気持ちの中に、何かが生まれてきました。
そんな折、母が、国立病院で主催する介護の勉強会に行って来る。とのこと。
*ホームヘルパーの受講資格は、60歳まで。
本当はホームヘルパー2級をダイレクトに受けた方が時間の節約にはなるのですが、
なにしろ、自分に向いている仕事とは思えなかったので
とりあえず3級を受けてみよう。と重い腰をあげたわけです。
ちょうど、隣保会館で募集のあった「ホームヘルパー3級」講座に
申し込みをしたのでした。
2000年6月のことです。
受講して〜静かな感動が押し寄せてくる
どの講義の講師も、介護の場で経験を積んだ、すごい方たちでした。
今考えても、素晴らしい方々にお会いできた、
それだけで十分価値のある講座だったと思います。
いやみやお説教、お仕着せ、押し売り。そういうのと全然違う。
なにかこう......そっと背中を押してもらっているような感覚でした。
毎回、講義にいくたびに、
"こんないい加減な生き方をしていたらいけないな"と考えさせられました。
講師の方々の素敵な言葉、抜粋
■人の立場を、逆転して考えられるか?
■価値観の違う人と向き合えるか?
■ヘルパーの基本は、相手の気持ちに寄り添うこと。
どんなお年寄りも、未来の自分の姿と思えれば、優しくできる。
■人は自分に優しくしてくれる人に、また会いたいと思う。
■向き合って、受容する。
■人の死んでいくのを見ていると、生き様がそのまま死に様と思える。
■向き合って介護していれば、そのまま自分に返ってくる。
■ただ生きるのではなく、良く生きること。
■年をとるから、がんこになるのではない。
若いときの性格が煮詰まる。
がんこな人はもっとがんこになる。優しい人は優しくなる。
■相手を変えたかったら、自分を変える。
■元気なときに、夫婦のコミュニケーションをとっておく。
自分の家族とちゃんと話の出来ない人が、
他人とは話せない。
■衣は一代。食は末代。
健康の鍵は主婦が握っている。お母さんは太陽。
■老いとは失っていくこと。〜家族、友人、仕事、体の機能。
■見栄、プライド、自尊心があるのが人間。
■お年寄りという人生の先輩と向き合ってエネルギーをもらえる人が
この仕事に向いている。
未来がないと嘆きマイナス思考に陥る人は、介護職に就くのは
考えた方がいいかも......?
ホームヘルパー講義内容
夏休み、お盆休みにかかる7,8月の期間だったので、平日昼間、夜、土日と
いろいろなスケジュールでした。
( )内は時間数。合計50時間。
講義1 老人福祉の制度とサービス(2.5h)
講義2 介護概論(2h)
講義3 障害者福祉の制度とサービス(2h)
講義4 ホームヘルプサービス概論(3h)
講義5 心理面への援助方法(2h)
講義6 サービス利用者の理解(3h)
講義7 サービス提供基本視点(3h)
講義8 家事援助の方法(4h)
講義9 医療の基礎知識(3h)
実技1 共感的理解と基本的態度の形成(4h)
実技2 介護技術入門(10h)
実技3 ホームヘルプサービス共通理解(3h)
実習 同行訪問 現場見学(8h)
社会福祉協議会 主催。費用 30000〜40000円
隣保会館は、 費用 テキスト代のみ 8000円
特養施設でもあるらしい。費用 不明 。
ニチイ学館の広告によると・・・費用 10万〜30万(割戻し金あり)
2級は、130時間の講義なのでかなりきつい。実習も増える。(多少免除はあり。)
歯科衛生士の仕事に云々とか、資格を取るとか、そういうことでなくて
自分のために勉強したいと思っている。
ただ、学生の時と違って、社会人それも主婦が何かしようと思ったら
必ず家族の周りの人の協力なしではできない。
今回のヘルパーの受講で、そのこともよくわかりました。
ありがとう。みんな。
家族、両親、歯科医院のスタッフ。みんなにありがとう。
2000/10/16.
追記:
2001年夏、2級受講断念。
毎週土曜日、朝から丸一日で5ヶ月間。開講式から無理。スケジュール調整がつかない。
また来年にでも挑戦するか。。。
2001/05/25.
追記 2003/06
79歳のHさんが来院
今はこちらの娘さんのところに世話になっている
あと2人子どもが、東京と旭川にいる
こちらの娘さんが面倒を見るだけじゃ大変だからと
東京、旭川と半年ずつ面倒見てもらいに行くんだとか・・・
「満州に疎介してたときに生まれた○子ももう56だものねえ。。。」とHさん
ヘルパーの勉強をしているときもいろいろ思うことはあったけれど
結局人生を本当に見つめ直すことにはならなかった
Hさんの話を聞いていて私は思った
子どもたちの母親でいることは 私にとっても必要なことだ
生きていく上で。
ごはんを作る事、身の回りを整えること、精神的に支えになること
いくつになっても子どもにとって母親は母親
それが私に与えられた仕事
いつか子どもたちに面倒を見てもらうこともある
そのときに無条件で「お母さん」を大切にしてもらえるような
幸せな老後になるような
今を良く生きることが死んでいくときに幸せなこと
ヘルパーの勉強をしたときにも教わったことが今はよくわかる
歯科衛生士って当に人と関わって学んでいく仕事だよね
そして2005年の介護支援専門員(ケアマネ)へと続いていくのです。
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